磯子区の住宅地に建つ年配のご夫婦の終の棲家としての小住宅です。
※ozone家design(旧OZONE家づくりサポート)物件その2
「これまで住んでいた家より小さくても無駄なスペースがなく、
大きな吹抜を持つ気持ちのいい家をつくりたい」
ということが建て主の方からのご要望でした。
また、ご夫婦それぞれの車の他に、お子様や来客用として3台分の駐車スペースを確保すること、
植木類の手入れ等に手間があまりかからない庭としたい、ということもご要望として重要なものでした。
これらのご要望や条件を満たすと同時に、将来の生活を考えて
基本的に1階部分だけでも生活が成り立つようにすることを提案したものです。
ご主人が絵を描くアトリエを含め、日常の生活の場は全て南庭に面し、
ここからはいる風はダイニング上部の吹抜から抜けるようにすると共に、
この吹抜からリビング、ダイニング、キッチンへと光がふりそそぐ家としました。
設計段階(設計コンペ時)の模型はこちらです。
<外観>
西側道路よりの外観
写真上:東側道路より南庭ごしに親世帯(平屋)部を望む
写真下:道路より子世帯(平屋)部を望む
<アプローチ>
写真上:道路からの玄関アプローチ
写真下:アプローチより坪庭へと視線が抜ける玄関廻りを望む
玄関前のベンチは、玄関の鍵を開ける際などの
荷物の一時置き場としてどのお宅でも好評です
<リビングダイニング>
写真上:光がふりそそぐ高天井のリビング、ダイニング
写真下:吹抜上部のトップライト
<水廻り>
キッチンからダイニングと南庭、アトリエを望む
リビング脇の洗面所;両側は全てクロゼット
<アトリエ廻り>
アトリエより南庭を望む
南庭のデッキよりアトリエ方向を望む
工程
OZONEコンペ 2005.11~2005.12
基本設計 2005. 1~2005. 5
実施設計 2005. 6~2006. 8
工事期間 2005.10~2006. 5
敷地条件
第1種低層住居専用地域、
第1種高度地区
道路幅員 7.94m、4.5m
外部仕上
屋根:カラーガルバリウム鋼板
外壁:弾性リシン吹付
開口部:アルミサッシュ、木製建具(玄関扉、タモ本実板貼)
外構床:錆石洗出し(アプローチ)、イペ製デッキ組み(南庭)
内部仕上
リビングダイニング、キッチン、アトリエ
床:フローリング(床暖房用)
壁:ジョリパットこて塗り
天井:PB AEP塗り
主寝室
床:無垢フローリング
壁:織物調クロス張り
天井:PB AEP塗