長持ちする家づくり

 

建物の寿命は、「耐久性」をどれだけ考えておくかということは非常に重要な要素です。

建物の耐久性は、主に2つの要素から考えることができます。
そのひとつは、構造体や仕上材、設備機器などの耐久性。つまりハードな部分での耐久性です。
もうひとつは、建物の使い勝手や用途上の耐久性です。

前者については、建築を構成するさまざまな素材や機器類、それらの使い方によって、耐久年限が左右されます。
もちろん、メンテナンスの有無が大きくこれに影響することは言うまでもありません。

今日、建築の耐久性に大きく影響を及ぼしているものは、後者と言えます。
これについては、抽象的な表現ではありますが、建築やプランの融通性、フレキシビリティをどこまで考慮しておくか、また、将来をどこまで見据えたものとするかが大きな問題となります。
とは言っても、これらを考慮するにはどうしても限界もあるのも確かです。
住宅でいえば、家族構成がどのように変化するか、自分や家族の生活スタイルや健康状態がどのようになっていくか、これは把握しきれるはずがありません。
社会は、スクラップアンドビルドからリフォームやリニューアルの時代へと、確実に移行しつつあります。
可能な限りフレキシビリティや将来を見据えることと共に、将来のリフォーム、リニューアルを充分に考慮した家づくりこそが、長生きする家づくりにとって、最も有効な手段と言えます。

建物の耐久性は、特に後者にあっては絶対的な正解がない問題です。
それだけに難しくもあり、楽しくもあり、挑戦しがいのあるのが建築の設計なのだと思います。

ここでこちらのの宣伝になります。
私の事務所では、かつて公共施設を数多く手がけて蓄積した設計者の経験と技術を活かし、
従来の住宅の技法に常に疑いを持ちながら個々の家を創り上げています。
別ページにてご案内をさせて頂いてますが、常設オープンハウスを開催している設計者(私)の自宅は、 
築20年を超えました。
これが築20年?、と感じて頂くことができるものになっていると自負しています。
しっかりと造っておくことが長持ちの秘訣、ということを体感できるかと思いますので、
機会がありましたらご覧になってみてください。
(事前申込制です)